年齢を重ねると気になってくるのがヒップ周り。
垂れてしまったり、大きかったり、ハリがなく平たかったり…
「ヒップと太ももの境目がなくなってきた」と感じたりしていませんか?
前から見ると若々しいのに、後ろ姿は+10歳、なんてことに!
正しい方法でキュッと引きあがった美しいヒップラインを目指しましょう!
お尻の大小は生まれつきの骨格によるものが多いです。
しかし姿勢の問題で骨盤が開いてくると、年齢と共にさらにおしりが大きくなってしまいます。
ズバリ、「内股姿勢」を治しましょう。
膝をくっつけて足先を内またにして座ると骨盤が開いてしまいます。
お尻の穴を意識して締めるようにし、膝は少し開いてつま先は外に向けて座ります。
また、ヒップが垂れて太ももとの境界がなくなってしまうのは、筋肉の衰えも原因ですが、冷えのせいかも。
太ももやヒップが冷えると、そこを守ろうとぜい肉が付きやすくなってしまいます。
ヒップアップと言えば「ガードルを履く」というのがすぐに実践できて手軽です。
しかし、ガードルできつく締めると、動いたときにヒップがガードルから少しはみ出し、そのままガードルで上から押されることで、ヒップの形がくずれてしまいます。
つまり、締め付け過ぎは逆効果!
ただしガードルは腰回りや太もも、ヒップの冷えにとても有効です。
過度に締め付けすぎないものを選び、上手に活用しましょう。
①お尻中央の下側に両手の手のひらをあて、お尻のぜい肉を持ち上げるようにヒップラインに沿って外側に腰までさすります。
1分間続けます。
②両手でお尻の片側をつかみ、交互に動かしながらもみほぐします。
手の位置をずらしながらお尻全体を、冷えている部分は温かくなるまでよくもみましょう。
こちらも1分続けます。
③両手の平の中央を軽くくぼませて、お尻全体を上へ引き上げるように、リズミカルにまんべんなくたたきます。
下から上へ引き上げるイメージで1分ほどたたきます。
お尻や腰の冷えにも有効です。
ヒップアップには
・内股姿勢をやめる
・太ももやヒップを冷やさない
ことが重要です。
少し意識して日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ヒップ年齢-10歳を目指しましょう!!
『ラブ肌』 吉木伸子 著、『経絡リンパマッサージ セルフケアBOOK』 渡辺佳子 著 より