アンチエイジングを目指すなら、ぜひ取り組みたいデリケートゾーンケア。敏感なデリケートゾーンは、専用のシャンプーで洗い保湿することはもちろんですが、さらに積極的にケアしたいならマッサージを取り入れることがおすすめです。
デリケートゾーンのマッサージにはどんな効果があるのでしょうか?
目次
デリケートゾーンのケアというと、きちんと洗い、保湿することが基本。しかし、年齢を重ねてくると、さらに乾燥が気になったり、性交時に痛みを感じたりなど、さまざまなな悩みが出てきているのではないでしょうか。
そういったお悩みがある人に取り入れてほしいケアが、マッサージ。デリケートゾーンのマッサージには、次のような効果が期待できます。ぜひ毎日のケアとして習慣化したいものです。
デリケートゾーンは意外に冷えやすい場所。また下着の締め付けによっても血行が悪くなっていることもあります。
マッサージで血行がよくなると、粘液の分泌もスムーズにいくようになり、粘膜の弾力が高まります。また、膣の萎縮を防いでくれるので、性交時の痛みの緩和にも役立ちます。
デリケートゾーンは細かいひだとなっている部分が多く、毎日の洗浄だけではなかなか老廃物が落とせないこともあります。しかし、ゴシゴシ洗うのは粘膜を傷めてしまうので禁物。
そこで、やさしくマッサージをプラスすると、粘膜や肌の代謝が活発になり、老廃物を無理なく浮き上がらせて落としやすくすることができます。気になる黒ずみの改善や、臭い対策にも効果的です。
デリケートゾーンが乾燥すると、膣が萎縮してしまいさらに粘液が出にくくなるという悪循環を引き起こしてしまい、かゆみや痛みといったトラブルも起こりやすくなります。
マッサージは代謝を上げるだけでなく、マッサージ時に使うコスメによって、デリケートゾーンの乾燥改善にもはたらきます。
また、粘液が不足し乾燥すると、免疫力の低下を招きます。全身の健康にとっても、乾燥は大敵なのです。
皮膚がとても敏感なデリケートゾーンのマッサージには、負担をかけないよう、デリケートゾーン専用のコスメの使用がおすすめです。ジェルやオイル、ローションなどがありますので、使用感や用途に応じて選択しましょう。
保湿と引き締めのW効果があり、性交時の潤滑剤としても使えるジェル。粘度があるのでマッサージにもおすすめです。
マッサージは毎日行いたいものですが、敏感な場所なので無理は禁物。痛みや刺激を感じるときは、2~3日間隔を開けましょう。
基本は、力を入れずやさしく、すみずみまでジェルやオイルをなじませるようにマッサージします。外側の大陰唇、小陰唇、膣口と進めていき、時間は1分ほど。時間をかけすぎるとかえって負担になりますので、注意しましょう。
デリケートゾーンのマッサージは、ゆったりとした気持ちで、リラックスしながら行うことが大切です。お風呂上がりの清潔なときに、爪で皮膚や粘膜を傷つけないように、ていねいにケアします。
デリケートゾーンのケアは、粘膜部分だけではなく、下半身の血流改善も大切。合わせて骨盤まわりのケアも併用すると効果的です。
お腹まわりや、そけい部のリンパ、ヒップラインのマッサージや、骨盤底筋を鍛える膣トレーニングも行っておくことで、デリケートゾーンケアの効果が高まります。
また、足ツボにはデリケートゾーンを含めた下半身の血行改善に役立つものもありますので、こちらもチェックしておきましょう。