デリケートゾーンが痛いと感じたり、ムズムズと痒くなってしまう事はありませんか?
もしも思い当たる事があれば、すぐに婦人科で治療を受けましょう🏥
そこにはとある原因や、病気の可能性が隠れているのです。
デリケートゾーンはとっても大事な部分。
症状が悪化して取り返しがつかなくなる前に、原因や病気を知って対策しましょう。
これからデリケートゾーンが痛い、または痒い時に考えられる原因や病気を7つご紹介します。
目次
足の付け根の部分には鼠径リンパ節があり、これにはリンパ液を回収してウイルスや病原体を捕まえるといった役割があります。
例えば風邪を引いている・寝不足である・ホルモンバランスが崩れているといった抵抗力が落ちている時に、リンパが腫れてしまう事があるのです。
デリケートゾーンが痛いと感じたら、実は原因はデリケートゾーンではなくその下の足の付け根にあり、その痛みがデリケートゾーンにまで影響しているのでしょう。
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毎月やってくる生理。
この生理の前後や生理中に、外陰部つまりデリケートゾーンが痛く感じたりかゆい事があります。
デリケートゾーンの皮膚はとても弱く、おりものや尿、生理の経血で汚れたままにしていると、そのせいで炎症を起こしやすいのです。
また、生理用のナプキンやタンポン、下着による物理的な刺激によっても炎症を起こし、痛みや痒みを感じる場合があります。
生理以外の原因ですと、デリケートゾーンを専用の石けんではなく、ボディーソープで洗浄した事による刺激により炎症を起こしている可能性があります。
デリケートゾーンを汚れているからといって強く擦って洗う、温度の高いお湯に長時間浸かる、スキニーパンツ等で締め付けるといった事は控えましょう。
また、何度もデリケートゾーン専用の拭き取りシートで拭いたり、肌に合わないクリーム等を塗る事もおすすめできません。
膣が乾燥している場合に起こりやすい症状です。
膣の入口付近が痛いと感じる場合は、膣が乾燥している事が痛みや痒みの原因という事が多いのです。
しかし膣の奥の方が痛いといった場合ですと、これは腫瘍・子宮内膜症等の重大な病気が隠れている可能性があります。
もしも少しでも子宮の辺りに痛みを感じた時は、腫瘍が悪性・良性関係なく一度検査をした方がいいでしょう。
カンジダは体内の腔内や腸管といった部分に元々あるカビ菌の一種であり、女性に多い病気です。
例えばヨーグルトのような白く濁ったおりものが大量に出る、デリケートゾーンがかゆいといった場合、この症状にかかっている事があります。
この性器カンジダ症は性行為をしなくとも、免疫力が落ちている場合に引き起こされる事もあります。
一番かかりやすい病気ですから、症状が酷くなり他の病気を引き起こす前に治療をしましょう。
唇や顔に出来るヘルペスの他にも、性器に出来てしまうヘルペスもあります。
女性が性器ヘルペスにかかると、排尿時にとても激しい痛みを感じる事がありますので、排尿に違和感があればすぐに検査をしましょう。
デリケートゾーンにまるで日焼けをした時のようなひりひり感がある、じんじんと痛みが続く、排尿がし辛い時は、性器ヘルペスの可能性が高いと言えます。
この病気は特に、治ったと思っても免疫力が落ちていると再発してしまいやすいので、要注意が必要です。
長時間トイレを我慢する癖がある、ストレス負荷が大きいという場合にかかりやすいのが、膀胱炎です。
膀胱炎にかかるとデリケートゾーンに痛みを感じたり、排尿時に痛くて排尿が困難になる事があります。
症状が進行していると血尿が出る、頻尿になる、尿が濁ってしまうといった事もありますから、尿の様子がおかしいと思ったら膀胱炎を疑いましょう。
トイレを我慢する癖がある方、とくに冷え性の方は注意してください。
こちらも再発しやすい病気となっています。
婦人科でデリケートゾーンの検査を受けたものの、どのような病気もかかっておらず、原因も解らなかったという場合もあります。
この時に考えられるのは、外陰部痛症候群という症状です。
外陰部痛症候群とは、これといった症状が当てはまる事がないという時に診断されます。
例えば生理前やストレス、食生活や睡眠不足といった生活習慣によりホルモンバランスが崩れており、一時的にデリケートゾーンに痒みが起きている場合が多いでしょう。
または性行為による違和感であったり、敏感肌や乾燥肌により下着や汗、尿やおりもの等でデリケートゾーンに炎症を起こしやすい方が外陰部痛症候群になる事があります。
ハッキリとした治療方法がありませんから、規則正しい生活とストレスのない日々を送り、やはりデリケートゾーンは常に清潔に保つようにしましょう。
デリケートゾーンは本当にちょっとした刺激で荒れてしまいやすい、とても大切な部位です。
将来妊娠を考えているという女性は特に、普段からデリケートゾーンの痛みや痒みに気を付けて過ごしてください。
ちょっとでも痛み、痒みを感じ取ったら、早めに医師の診断を受ける事を是非おすすめします。
日々の予防、早期発見・早期解決こそが、後々までデリケートゾーンの病気を長引かせない秘訣なのです。